当法人では、障がい、ひきこもり、ニート、ジェンダー、LGBT、外国籍など個の多様性によって様々な働きづらさ・生きづらさを抱える若者たちを支援するため、以下の3つの事業を行います。
就労・自立支援
個々によって臨機応変な支援の取り組み。
多様な事情により、働くこと・社会に出ることに不安がある人に交流を行いながら、個々の持つ能力(個性)を知り、個々に見合った支援方針を計画し、状況の変化に合わせて柔軟に対応しながら実行します。
職に就くことが難しい方には面談をし、病院や支援施設の定期利用など事情に合わせた対応を中・長期的に行いながら一歩ずつ外へ、そしてゆくゆくは就労に向かっていけるような支援をします。
これらの支援の選択肢を増やし、支援の質を高めていくために私達は地域住民、企業との交流や説明会を行い、働きやすいだけでなく、生きやすい社会の仕組みの構築していきます。
①哲学のある経営者との出会いを大切に、人と人をつなぐ就労支援を行う。
②総合的なマッチング力を高め、フルオーダーメイドによる、伴走型支援を貫く。
③地域・職場にボランティアサポーターを組織し、サポーターとともに就労〜定着〜自立の
全過程を支援する仕組みをつくる。
経営・推進サポート事業
個々が働きやすい企業への取り組み。
主に中小企業を対象とした「ダイバーシティ経営」の普及。
多様な若者を積極的に採用している企業、実際に支援を受けている当事者や支援員などとの交流や勉強会を行い、市内の中小企業へダイバーシティ経営をより広く普及する活動を行います。
実践している企業との交流を通し、より具体的で実践的な就労支援・自立支援の方法を普及していき、若者が安心して働ける場所を増やします。
①ダイバーシティ経営を実践する企業の経験を広く情報提供し、実践の交流や勉強会及び当事者との多彩な交流を積極的に取り組む。
②職場適用援助者(ジョブコーチ)制度を活用し、実践的なサポートを行う。
調査・研究・政策提言・情報発信等事業
ダイバーシティ経営をより良くする取り組み。
ダイバーシティ経営を行う企業や、若者の自立支援を行う団体の調査を行います。
交流や会議を通して実際に発生した成功例・失敗例、ヒヤリハットの収集、分析し、より良い働き方・支援方法を研究し、
それらの情報を市内の多種多様な中小企業へ普及、行政支援のあり方などの政策提言などに活用していきます。
①ダイバーシティ経営を実践している企業の調査を実施する。
②経営者が安心と信頼をもって多様な人たちを受け入れられる、経営のあり方、働く環境のあり方、真の働き方改革を学者、研究者の協力も得て研究し、情報を発信する。
③ダイバーシティ経営とそれに関連する政策・制度の提言活動を行う。